
特定の技術的な課題を解決できる発明を完成させたときに、その発明を製品に具現化すると見た目、外観・形態も従来になかった新規な見た目、外観・形態になる場合、特許出願を行って発明についての保護を求めるだけでなく、意匠登録出願を行ってその新規な見た目、外観・形態についても保護を求めることがあります。
目次
事例から学ぶ意匠制度活用ガイド
特許庁が、物品の見た目、外観・形態であるデザインを保護する上で中心的な役割を果たす意匠制度の活用方法について具体的な事例に基づいて紹介する「事例から学ぶ意匠制度活用ガイド」を発行しています。こちらが大変よくまとまっており分かりやすいと思いますので取り上げました。
特許庁HP
意匠制度を活用しようと思う場合に、どのように活用すればいいか
そんな悩みに、具体的な事例を基に意匠制度の活用方法を紹介してありためになります。
関連意匠を活用するとよいか、部分意匠を活用するとよいか、本ガイドには活用事例もありますので
活用できます。
また、意匠に期待される効果、模倣品を排除する効果についてもイメージがわきやすいかと思います。
一つの製品の技術を守ろうとする場合、意匠だけでなく特許も重要です。多角的な検討にも役立つかと思います。
あわせて読みたい


【特許】AI関連技術に関する特許審査事例が10事例追加されています。
近年、AI関連技術に関する特許出願が増えており、AI関連技術に関する特許審査事例が特許庁より公開されています。平成31年に10事例が特許審査事例に追加されていま...
あわせて読みたい


特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律施行規則等の一部の改正(施行日令和6年1月1日):国際...
2024年1月1日(令和6年1月1日)より、PCT国際出願の国際出願手数料等が改訂されました。国際出願手数料の基本部分だけでなく、オンライン減額や、取扱手数料等...