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相続において商標権や特許権があることが分かった場合に行う手続きのポイント
個人が死亡して相続が発生したときに、故人が所有していた商標権や特許権がある場合があります。このような場合には、商標権や特許権の移転登録手続きを行う必要があります。相続において商標権や特許権があることが分かった場合に行う手続きのポイントに... -
地名+商品の一般名称という商品名は商標法の観点からはお勧めできない。
「地名+商品の一般名称」という商品名を考えられる事業者様は多いです。消費者に中身や品質が分かりやすい名前が売れやすいというアドバイザーもいらっしゃるようです。おいしい〇〇、京都△△、北海道〇〇、等、たしかに産地や商品の内容はこのようなネー... -
欧州特許出願における進歩性(Inventive Step)の課題解決アプローチ(Problem Solution Approach)
欧州の進歩性(Inventive Step)に関して質問を受ける機会があったので概要を記載する。欧州特許出願における進歩性(Inventive Step)の判断プロセスは、日本の進歩性や米国の非自明性(35 U.S.C. 103 nonobviousness)とは異なる。 【課題解決アプローチ... -
アイデアを知財でビジネスに:社員教育や知財研修のサポートは藤木国際特許事務所にお任せ
社長や社員のアイデアを形にし、商標や特許でビジネスを安定させることは企業の発展にとって非常に有益です。そして、知財戦略は1日にしてならず、継続的に行うことが効果的です。そのための企業の社員教育や知財研修も重要となってきます。以下で重要性... -
商標登録を英語で文字により行う場合の注意点
商標登録を英語で文字により行えるかを検討する場合があるかと思います。商標登録を英語で文字により行う場合の注意点を以下に説明しています。 【英語の文字であっても、地名や品質等を通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標は商標登録を受け... -
【特許実務者】原出願が審判係属中の分割出願に対する審査中止の運用について
令和5年4月1日から、原出願が審判係属中の分割出願について、申請により、特許法第54条第1項を適用し、原出願の前置審査又は審判の結果が判明するまで当該分割出願の審査を中止する運用が開始されています。 原出願の拒絶査定不服審判の結果が出るまでは、分割... -
商標登録の対象となったマークやロゴの構成(デザイン等)を少し変更した場合に新しく商標登録をする必要があるか
商標登録の対象となったマークやロゴを少し変更したくなる、バリエーションを作っているうちに次第に変わってきてしまった、キャラクタのデザインが次第に変わってきてしまった。ビジネスの現場ではそのようなこともよくあります。商標登録の内容に対し、... -
キャラクタを公募で決定する場合の注意点やサポートの重要性について
【キャラクタを公募で決定する場合には、商標登録のプロ藤木国際特許事務所が強力にサポートします。】 行政のプロジェクト、地域のプロジェクト、会社のイメージ等を向上させる等の理由でキャラクタを公募する場合があります。 ご当地キャラクタのように... -
【初心者向け】特許の技術や商標のロゴや名前についてパクリをされないために有効なこと
この記事によれば、知的財産の法律に詳しくない初心者の方でも、特許の技術や商標のロゴや名前についてパクリを防ぐために有効なことについて理解を深めることができます。 いわゆる「パクリ」の意味はやや不明確ですが、仮に「パクリ」とは特許権や商標権... -
結合商標の類比判断、ちゃん、くん、さん等の愛称と文字との結合商標
ちゃん、さん、くん等の愛称が文字と結合して名詞を擬人化するような態様で用いられる場合があります。このような結合商標の類比判断について傾向を例示します。 【基本的な傾向】 「ピコちゃん」と「ピコ」とが類似と判断されたように(不服S56-20746) ...